日曜日, 6月 24, 2012

ストックホルム群島での夏至祭


2万4千島もあるストックホルム群島の小さい一島で夏至祭を過ごした。


ボートで着いた桟橋からサマーハウスまで荷物を運ぶのはリヤカー。


美しく晴れわたった海は一日中眺めていても見飽きない。





そのうち、ミニヨットが運び出される。



帆を張って海に出る。


帰路は舵を取りそこねてこんなハプニングも。


夏至祭のハイライト、メイポールの周りでダンス。


お腹がすいたので、庭先でバーベキュー。


野の花をテーブルに飾って。


ホカホカの新じゃがとサラダと一緒にいただく。


翌朝、ご主人が網にかかった魚をあげる。


Aborre (perch) 3匹、カレイ1匹、Nors (smelt) 2匹など大漁。


奥さんが捕れた魚をさばいてバターソテーしていただく。美味しい!

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木曜日, 6月 14, 2012

ガレージは男たちの城






スウェーデンの家庭に初めて招かれ、ひと通り挨拶が終わると大抵先ず家の中を案内される。居間や台所は勿論、ベッドルームやトイレや物置のドアまで開けて見せてくれる。

ここは誰それが修理したとか、壁にかかっている絵やパッチワークは誰の手によるものだとか、塗り替えたペンキの品質やら、床を張り替えた時の苦労話など、ちょっとした大工仕事なら大抵自分でやってしまう人が多いので、苦労話も愛嬌のある自慢話になる。

多くの男性たちにとってガレージは自分の城のようなものだ。ガレージを見ればその家の主人の趣味や仕事ぶりが一目でうかがえる。上の写真はホンダCBに魅せられた男性のガレージで撮らせてもらったもの。ネットで見つけては買い求めたクラッシクなホンダのバイクが十台以上所狭しと並んでいる。

長い年月をかけてコツコツとクラッシックなホンダバイクを買い集め、パーツを取り寄せては修理し、エンジンを組み立て、色を調合して塗り、データをコンピューターに入れと、日本の職人の手仕事に通じるきめ細かさだ。ホンダ・クラシックバイクのミュージアムでも開けそうだ。

バイクだけでなく、クラシックカーやヨット、住宅や家のインテリア、庭作りや野菜栽培、保存食や手料理まで、それぞれの個性が表れた手仕事の数々を多くのスウェーデンの家庭で見せてもらった。長くて暗いスウェーデンの冬を過ごす鍵がこのあたりにあるようだ。夏はそれをお披露目、拝見できる楽しい季節でもある。

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水曜日, 6月 13, 2012

先ず英語で電子書籍を出すスウェーデンの新しい出版社 Stockholm Text


スウェーデンの新しい電子書籍出版 Stockholm Text は、スウェーデン語ではなく、最初から英語で世界市場向けに電子書籍を販売している。自国言語の市場が小さいので最初から世界市場に英語で打って出るということだろう。既刊本の英訳出版ではない。


ところで、スウェーデンの書籍業界のニュースサイト Svensk Bokhandel にこの出版社の戦略について書かれた記事の見出しが載っていたので興味を持ち読もうと思ったら、その記事が9クローナで切り売りされていた。 モバイルにSMSで送られてくるコードを記入し決済する Klarna のサービスが使われている。何かの間違いかピンコードを受けてもらえなかったので残念ながら読めなかった。後で請求書が月に一回まとめて送られてくるということだが、9クローナでは郵便代のほうがかかってしまうので、申し訳なくてもっと買うか、諦めるかのどちらかになるだろう。私は諦めた。

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