旅行保険会社が運営するResedagboken(旅日記)というコミュニティー・サイトがある。会員数は約13万で、YouTube, MySpace、Mixi等の規模ではないが、このサイトのユニークな点は、会員がリアルタイムで写真や旅先の様子を投稿しており、友人、知人、特に母国にいる家族らが、旅人の居場所や出来事を逐次知ることが出来るということだろう。旅人の名前や旅行先で検索が出来、メッセージを送ることが出来る。他の会員やゲストも、興味のある地域からの生の情報や画像を見ることが出来る。旅行記や旅の口コミ情報交換の場を提供しているコミュ二ティーは多いが、現に旅をしている旅人からの生情報を主体にし、刻々と投稿をアップしているサイトは少ないように思う。
2004年12月、太陽を求めて多くのスウェーデン人達がクリスマスの休暇を過ごしていたタイで、津波による500人以上の犠牲者が出たことは、まだ記憶に新しい。実際当時このサイトがどのように使われたかは知らないが、緊急事態が起きた際、家族にとってはこのようなコミュニティー・サイトが旅人の安否を探るよい手段になることは確かだろう。
後日記: 会員数4700人の同様のサイトMintur.seを日刊紙SvDが買収した。
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