月曜日, 12月 27, 2021

クリスマスとお正月の間(Mellandag)に夫の手料理






材料: ブロッコリー半分、ベーコン140g、卵2個、ホイップクリーム2dl、チーズ1.5dl、甘めの辛子大さじ1

ベーコンをよく炒める。ブロッコリーを5ミリぐらいの厚さに切って、生のまま耐熱器に入れておく。溶き卵、ホイップクリーム、チーズのおろしたもの、辛子、炒めたベーコン(脂分はハサミで切り落とし、適当な大きさに切る)をすべて混ぜて、ブロッコリーを入れた耐熱容器に上から注ぐ。 オーブン190度で約17分ほど焼く。グリーンサラダとユールムストを添えてどうぞ。

クリスマスとお正月の間は Mellandag と呼ばれ、この時期にはクリスマス前に売れずに残った品物が半額で売り出されたりするセール(Mellandagsrea)があり、このセールを目当ての買い物客で街は賑わう。

我が家では、クリスマス前に買っておいた食料品で、使いきれずにに残っていた材料を利用して、主人が手料理を作ってくれると言うので、私もちょっと一息。料理の名前は、「ブロッコリースフレ a la Staffan 」。美味しくいただきました。ごちそうさま。

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日曜日, 12月 26, 2021

クリスマスの休日にサフランスープ

 


材料: 白身魚2切れ、玉ねぎ1個、ニンニク1個、水5dl、サフラン0.5g、魚のブイヨン1個、料理用ホイップクリーム(grädde)2.5dl 、塩少々、冷凍ディル

鍋にオイルを温め、玉ねぎとニンニクを炒める。玉ねぎが柔らかく色が変わったら、水、サフラン、ブイヨン、ホイップクリームを入れて一度煮立たせ、白身魚を加える。(今回は解凍した冷凍タラを使った)魚に火が通ったら器に盛り、冷凍ディルを散らす。
シロップやリンゴンベリージャム入りでほんのり甘いパン、ユールリンパ (Jullimpa)にクリスマスチーズ、ユールオス卜(Julost)をのせてどうぞ。

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土曜日, 12月 25, 2021

我が家のグロッグ(Glögg)レシピ

 



我が家のグロッグ(Glögg)レシピ

材料: ワイン約400ml、シナモン(Kanel)1本、干しぶどう大さじ1、アーモンド大さじ1、生姜1片、ネイリカ(Nejlika)10ケ、カルダモン(Kardemumma)小さじ1

ワインはポートワインやシェリーなどでもOK、今年はTegner & Son製の既に香辛料で味付けされているVinglöggを使った。アーモンドはお湯で皮をむいておく。しょうがは薄切り。

すべての材料を小鍋に入れて温める。ジンジャークッキー、アーモンド、干しぶどう、ルッセカットなどを添えて。

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ルシア祭のルッセカット


金曜日, 12月 24, 2021

二人だけのクリスマスに簡単昼食メニュー





ハムに添えるキャベツの煮込み (Brunkål)、赤ビーツのサラダ (Rödbetssallad)、堅パン(Knäckebröd)、フィンランドのカレリアン・ピーラッカ (Karjaranpiirakka)にキャビアをのせて。飲み物はユールムス卜 (Julmust)

自家製キャベツの煮込みレシピ
キャベツ千切りにしたもの約700g、玉ねぎ小1個、バター少々、月桂樹の葉1枚、シロップ1/2dl、ミートブイヨン1個、水5dl、白と黒の胡椒粒各3個、塩少々

キャベツと玉ねぎの千切りをバターで炒め胡椒で味付けし、月桂樹の葉、シロップ、ブイヨン、 水を加えて、175度のオーブンで1時間煮込む。塩で味を整える。



主人手製の赤ビーツサラダレシピ
赤ビーツの酢漬け10枚程、赤玉ねぎ半個、カプリス (Capers)、マヨネーズ
材料を切って、マヨネーズであえる。



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月曜日, 12月 13, 2021

アカシカの冷凍薄切り肉で肉じゃが






アカシカ (Kronhjort)はトナカイ(Ren)より大きく、ヘラジカ(Älg)より小さいシカ科の動物で、スウェーデンでは南部のスコーネ地方などで生息/飼育されている。アカシカの冷凍薄切り肉(kronhjortskav)が一般的な食品店で手に入るので、スウェーデン産とばかり思っていたら、よくよくパッケージを見ると、ニュージーランド産だった。

このアカシカ冷凍薄切り肉を使って、肉じゃがを作ってみた。軽く解凍したお肉を、直接フライパンに入れた醤油、味醂、白ワイン(お酒の代わり)各1/2dlのつけ汁につけてしばらくおいて解く。その間に、じゃがいも2と人参1本を切って、別鍋にブイヨン半分を溶かしたお湯で柔らかく煮る。

フライパンに火を付けて肉をつけ汁とともに煮、大さじ4の砂糖と薄切りした玉ねぎを加え、落し蓋をしてさらに5分ほど煮る。別鍋で煮ておいたじゃがいもと人参、煮汁を半dl程加えて更に30分ほど落し蓋をして中火で煮込む。じゃがいもと人参を煮た別鍋の煮汁で煮たインゲン(さやえんどうの代わり)、それに余っていた木綿豆腐を煮たものも途中で加えた。

食前酒は、Spendrups社のノンアルコール アップルシードル briska。ヨーロッパキイチゴ(Hallon)と黒スグリ(svarta vinbär)の香りと味付き。

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トナカイのミートボールとトマトソースで贅沢スパゲティ
トナカイの薄切り肉のクリーム煮

水曜日, 12月 08, 2021

ルシア祭に焼くルッセカット(Lussekatt)

今年もサフランバン(Lussekatt)を焼く季節になった。レシピはとっくにブログに書いてあると思っていたが、サービス停止になった+Gだったのか見つからないので、改めてここにメモとしてアップ。












生地材料: イースト50g、サフラン1g、バター150g、ミルク5dl、Kvarg250g、卵一個、塩小さじ半分、砂糖1.5〜3dl、小麦粉約17dl、レーズン1dl,塗る卵一個


1.イーストを大きめの器に砕く

2.砂糖小さじ1とサフランをすり鉢でする。

3 バターを溶かし、5dlのミルクを加え、イーストの器に入れ混ぜる。

4.250gKvarg、卵一個、塩小さじ半分、砂糖1.5〜3dl、サフランをイーストの器に加えて混ぜる。

5.器に小麦粉をふるいにかけ混ぜる。

6.30分おいて発酵させ2倍にする。

7.こねた生地を4つに分ける。各4つを更に半分に、更に5つに分ける。

 (5x8個 全部で40個)

8.各生地を棒状にし、約25センチに細長くする。

9.S字にする。ベーキングペーパーを敷いたプレートに並べる。

10.レーズンを飾る。

11.20〜30分発酵させる。卵を溶いて塗る。

12.225度で8〜9分焼く。フキンをかけて冷ます。

小分けにしてプラスティックの袋に入れ、クリスマスまで冷凍できる。


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火曜日, 10月 19, 2021

風力発電にNOというスウェーデン地方自治体

 10月18日のスウェーデンTV(SVT)のニュース報道から。

スウェーデンは、2040年までに風力発電を中心とした、100%再生可能エネルギーへの転換を目標に掲げている。現在国内で4000の風力タービンが設置されているが、2014年から2020年上半期にかけて、スウェーデンの風力発電計画の新基受け入れを拒否する地方自治体によって、1223の風力タービン設置が中止された。国からの要請全体の21%に当たる。

Anders Ygeman エネルギー大臣は、風力タービンを設置するコミューン(自治体単位)に対して、経済的補償をするなどの提案をしているが、ニュースで取り上げられているTrelleborgコミューンの場合は、海岸沖に25〜33基の風力タービンを設置することにNoの決定をした。観光資源である海岸線の風景を壊すことや、国の間違ったエネルギー政策の責任を地方が負えないというのがその理由。

その他の関連ニュース検索キーワード: SVT Nyheter Vindkraftverket

月曜日, 10月 11, 2021

トナカイのミートボールとトマトソースで贅沢スパゲティー

 






ラップランドの友人から、トナカイのミンチ肉(Renfärs)をお土産に頂いたので、早速ミートボールにして、スパゲティーのトマトソースにして頂いた。贅沢な本物の味。

トマトソースの材料:玉ねぎ1個、ニンニク2個、トマト缶1(400g)、トマトピューレ大さじ2、はちみつ小さじ1、乾燥バシリカ大さじ2、水1.5dl、野菜コンソメ1/3、塩コショウ、オリーブオイル各適宜

玉ねぎとニンニクをみじん切りにし、オリーブオイルを廻し入れた鍋でよく炒める。トマト缶、トマトピューレ、はちみつ、乾燥バシリカ、コンソメ、水、塩コショウを加えて煮立てる。

ミートボールの材料:トナカイのミンチ肉400g、玉ねぎ1個、卵1個、トマトピューレ大さじ1、ビーフコンソメ1/3(大さじ1のお湯で溶かす)、タイムとオレガノを刻んだもの各1/2dl(なければ乾燥スパイスあるいはパセリ)、ライム(なければレモン)1個分の皮すりおろし、塩コショウ、バター大さじ1、オリーブオイル大さじ2

玉ねぎをみじん切りにしてバターで色が変わるまでよく炒め別皿に取って熱を取る。トナカイのミンチ肉に、炒めた玉ねぎ、卵、トマトピューレ、ビーフコンソメ、香辛料、ライムあるいはレモンの皮をおろしたもの、塩コショウをよく混ぜて、12個ぐらいのミートボールに丸める。オリーブオイルでミートボールを焼く。焼き上がりのミートボールをオイルごとトマトソースの鍋に移し、味を染み込ませる。茹でたスパゲティーを大きめの器に入れ、ミートボールトマトソースを絡め、パセリを散らす。

関連インク

我が家に定番ミートボール

トナカイの薄切り肉のクリーム煮

参考にさせていただいたオリジナルレシピ

オリジナルレシピでトマトソースに砕いて使われていたセイヨウネズの実(Enbär)


月曜日, 10月 04, 2021

カネルブッレの日

 10月4日はカネルブッレの日 (Kanelbullens dag) or シナモンブレッドの日。







生地の材料:イースト50g、カデムンマ小さじ1,ミルク5dl、小麦粉15dl、砂糖2dl、バター150g、
塩小さじ1、卵1個(塗り用)

フィリング:アーモンドペースト(Mandelmassa)150〜200g、バター50g、シナモン(Kanel)小さじ2〜3、バニラ(vaniljsocker)小さじ1


大きめの器にイーストを砕いて入れ、ミルク、カデムンマ、塩をまぜる。バターと砂糖を加える。

小麦粉を3回ぐらいに分けて加える。良くこねて生地を作り、布巾を被せて30分発酵させる。


生地に塗るペーストをバター、バニラ、シナモン、アーモンドペーストを練って用意する。


発酵した生地を良くこねて、麺棒で伸ばす。ペーストを塗る。(ペーストが塗りきれない生地周りの余白にアーモンドペーストを余分に貼り付けておくと美味しくなる)手前から巻いてゆく。

2センチほどの厚さの輪切りにして、ベーキングペーパー上にならべる (22個)。 布巾をかけて約1時間更に発酵させる。溶き卵を塗って、粒砂糖を振り、225度で約12分焼く。冷凍可。


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土曜日, 9月 25, 2021

今更のヤンソンス・フレステルセ




とっくにブログに書いたものと思っていたが、見つからなかったので今更のヤンソンス・フレステルセ(Janssons frestelse)。

材料: じゃがいも10〜12個ぐらい、玉ねぎ1個、バター大さじ2、アンチョビ1缶(80g、汁も全部使う)、ホイップクリーム(vispgrädde)2dl、ミルク2dl,パン粉大さじ2、最後に散らすバター大さじ2

じゃがいもを短冊に切る。玉ねぎをみじん切りにし、バターで色が変わるぐらいまで4分ぐらい炒める。耐熱皿にバターを塗り、じゃがいも、玉ねぎ、アンチョビの順に二段重ねにする。最初も終わりもじゃがいも。

アンチョビ缶の汁全部、ミルク、ホイップクリームを混ぜて、全体にかける。パン粉を振り、最後にバターの細切れを上に散らす。200度で45分から60分焼く。

ヤンソンを初めて作った時は、焦げ付きを気にして早めにオーブンから出したら、クリームミックスがまだスープ状態で大失敗。じゃがいもがカリカリになるぐらい、焦げ目が付いてもしっかり焼くのがコツ。

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木曜日, 9月 23, 2021

サーモン半身1キロのオーブン焼き



近くのスーパーで1キロ99クローネで売られていたノルウェー産サーモンをまるごとオーブン焼きにしてみた。
オーブンを200度に温めている間に、ベーキングペーパーに乗せた鮭に塩(flingsalt 大さじ1.5)、胡椒、砂糖(råsocker 小さじ1)をすり込み、赤唐辛子の輪切り、長ねぎを1センチぐらいに切ったもの、すりおろしたレモンの皮、あればクミンシード、オリーブオイルを適宜振って、175度に温度を下げたオーブンで25分焼く。

簡単でとても美味しい!

夏のはじめに鉢に種をまいてベランダにほっておいたハーブ(タイム)が、今年はよく育ったので、数本摘み取って香り付けに使った。


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サーモンと長ねぎのパイ




月曜日, 9月 13, 2021

カルダモンパン

 






生地の材料: イースト25g、ミルク2+1/2dl、塩少々、カルダモン小さじ1、砂糖3/4dl、バター室温50g、小麦粉7dl

フィリング材料: バター室温50g、砂糖1/4dl、バニラ小さじ1、カルダモン小さじ1/2

焼き上げた後: 溶かしたバター25g,砂糖1/2dl,カルダモン大さじ1/2

1. まず生地を作る。ボールに砕いたイースト、少し温めたミルク、塩、カルダモン(Kardemumma)、砂糖、バター、小麦粉を入れてよく混ぜる。ボールに布巾かプラスティックの袋を覆って30分発酵させる。

2. 別の器にフィリングの材料を全部入れて捏ねておく。

3. 発酵した生地を小麦粉を振った台に移し、綿棒で約30x40センチに伸ばしてゆく。用意しておいたフィリングを生地上に塗る。長い方の両側から三つ折りに重ね、綿棒で伸ばして形を整え、20本に切り分ける。両端を持ってねじり、中央に寄せてパンを作る。ベーキングペーパーに並べて布巾をかけ、40分ぐらい更に発酵させる。

4. 225度に温めたオーブンで8分焼く。焼き上がったカルダモンパン(Kardemummabullar)に溶かしたバターを塗り、砂糖を混ぜたカルダモンを上から振る。

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ワッフルの日 Våffeldagen

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