火曜日, 10月 19, 2021

風力発電にNOというスウェーデン地方自治体

 10月18日のスウェーデンTV(SVT)のニュース報道から。

スウェーデンは、2040年までに風力発電を中心とした、100%再生可能エネルギーへの転換を目標に掲げている。現在国内で4000の風力タービンが設置されているが、2014年から2020年上半期にかけて、スウェーデンの風力発電計画の新基受け入れを拒否する地方自治体によって、1223の風力タービン設置が中止された。国からの要請全体の21%に当たる。

Anders Ygeman エネルギー大臣は、風力タービンを設置するコミューン(自治体単位)に対して、経済的補償をするなどの提案をしているが、ニュースで取り上げられているTrelleborgコミューンの場合は、海岸沖に25〜33基の風力タービンを設置することにNoの決定をした。観光資源である海岸線の風景を壊すことや、国の間違ったエネルギー政策の責任を地方が負えないというのがその理由。

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