火曜日, 5月 26, 2009

水辺の住環境










スウェーデン人達の夢の住環境は、水辺にある。街中に住んでいる人達が、終末や休暇を過ごすサマーハウスは、できるなら郡島、湖や河川、運河沿いの水のある風景の中に持ちたいと思っている。土地や別荘の価格もこれらの水辺までの距離によって違ってくる。水辺に近い物件ばかりを扱っている不動産屋もあり、一般の不動産広告には水辺近くの家 (sjönära hus) や土地 (sjötomt) にはその表記がされている。不動産物件以外でも、水辺のレストランや水辺での会議 (sjönära möte) が好評のようだ。

またソウルで行なわれたC40世界都市気候首脳会議で、ストックホルムのNorra Djurgårdsstadenの市街開発プロジェクトが、クリントン元大統領によって提唱された開発プログラムの技術的、経済的支援を受けられる世界16箇所の開発プロジェクトの一つに選ばれている。上記記事によると、完成すれば一万個の住宅と3万人の職場となり、自転車、公共交通手段、ハイブリッド車、底エネルギー消費システム等が導入される予定。

関連リンク
不動産検索
Twitterにも不動産屋
エコ検索

木曜日, 5月 14, 2009

スウェーデンのゴミ回収車




コミューンによって回収日は違っているが、わたしが住んでいる地域では毎週木曜日がゴミ回収日。前日の夜にゴミ箱を外に出しておけば、ご覧のようなお洒落なゴミ回収トラックが、ゴミ箱をアームで吊り上げ逆さにして中のゴミをトラックに回収して行く。 車体にバイオガスで運転していますと書いてある。空き瓶や燃えないゴミなどは近くのゴミ処理場へ住民自ら分別して運んで行く。庭の落ち葉等は自宅でコンポストにする。また、再生できるペットボトルや空き缶等は、近隣のスーパー等に設置されている回収機に戻せば、自動的に換金チケットでもある領収書が出てくる。スーパーで買い物をしたとき、レジでその領収書を渡して清算出来る。子ども達がお小遣い稼ぎや学校の研修旅行費用の足しに、ペットボトルや缶の回収をしていることがある。

金曜日, 5月 08, 2009

北欧発、ビジネス・トラベラーのためのSNS

頻繁に海外出張をするビジネス・トラベラーのためのSNSや便利なサービスをご紹介。 どちらもすでに日本のサイトで紹介されているのでいまさら紹介する必要もないかもしれないが、北欧発サービスということでまとめてみた。

Dopplr: 出張スケジュールや旅先の情報を関係グループや友人らと共有したり、同時期に同じ場所を旅行している知人を見つけたり出来るソーシャル・ネットワーク・サービス。Twitter(@dopplr)も利用できる。 J.ItoやTyler Brûléが投資しているというフィンランド発のSNS。

Traveas: こちらはSNSではないが、予約した飛行機の搭乗ゲートや発着時間の変更、ホテル情報などを携帯に知らせてくれる、スウェーデン発のサービス。株式公開された。

関連リンク
How the Dopplr community travels.

日曜日, 5月 03, 2009

スウェーデンのインテリア番組をインターネットTVで見る




スウェーデンのインターネットTVが集められているサイトで、インテリア(Inredning)関連の6番組がまとめて見られる。その他にもニュースや旅行、スポーツなど12カテゴリー270番組の中から選択出来るようになっている。

関連ブログ
スウェーデンのインテリア・ブログ

土曜日, 5月 02, 2009

自主制作の映画や音楽をネットに載せる

既存の流通システムの枠を越え、ネットによって自分達の映画や音楽を配信できるプラットフォームやコミュニティーができている。北欧で誕生したいくつかの例を取り上げてみた。

Ubetoo.com Twitter

Wreck A Movie Twitter, YouTube
自主制作映画"Star Wreck"や"Iron Sky"をネットでプロモートしたEnergia Productionsの映画製作コラボサイト

The Content Bay
BitTorrentで映画のダウンロード・サービスをしているAmeiboのサイト


関連ブログ
スウェーデン発デジタル・ミュージックの楽しみ方色々
自作の音楽、ビデオ、ゲームなどを自分のブログやSNS/HPで売る
BitTorrentによるスウェーデン発の新しい映画サービス
ノルウェー・テレビNRKがBitTorrentで番組配信

金曜日, 5月 01, 2009

ファイル共有論議(4)

スウェーデンでIPRED(The Intellectual Property Rights Enforcement Directive)法が4月1日に発効された後、4月17日には国際的に注目を集めたThe Pirate Bay(TPB)に対する訴訟でTPBに有罪判決(禁固1年と賠償金3千万クローナの支払い命令)が下された。ブログ界やメディアの報道をずっと追っていたが、毎日のように事が起きるので読むだけで日が暮れていった。(目に付いた記事等はNotebookに集めておいたので参考にしてください。)

判決後、裁判長と産業団体の関係が明らかになったり、複数のISP(インターネット接続業者)がIPRED法で義務付けられた顧客のアクセス情報の保管を拒否したり、ある作家が自分の作品をTPBサイトにアクセス提供したり、TPBの裁判費用基金が設けられたり、弁護士のサイトが攻撃されたりといった状況だ。この判決に疑問を投げかけているのは若者だけではない。ファイル共有をしたことのない年長者達もTPBの主張は正しいのかもしれないと言い始めている。 明らかに変化が起こり始めている。

そんな折り、他のブロガーのリンクで偶然見つけた13歳の少年のブログの主張に感心してしまった。
(もしかしたら架空の人物かもしれないという思いはあるのですが、興味のある方はGoogleの英語翻訳をリンクしておきますので、このブロガー自身についてのページAboutを読んでみてください。)

関連ブログ
Press Conference by TPB, Bambuser
スウェーデンのファイル共有論議 (3)
newmusicstrategies (Twitter @dubber)