金曜日, 5月 01, 2009

ファイル共有論議(4)

スウェーデンでIPRED(The Intellectual Property Rights Enforcement Directive)法が4月1日に発効された後、4月17日には国際的に注目を集めたThe Pirate Bay(TPB)に対する訴訟でTPBに有罪判決(禁固1年と賠償金3千万クローナの支払い命令)が下された。ブログ界やメディアの報道をずっと追っていたが、毎日のように事が起きるので読むだけで日が暮れていった。(目に付いた記事等はNotebookに集めておいたので参考にしてください。)

判決後、裁判長と産業団体の関係が明らかになったり、複数のISP(インターネット接続業者)がIPRED法で義務付けられた顧客のアクセス情報の保管を拒否したり、ある作家が自分の作品をTPBサイトにアクセス提供したり、TPBの裁判費用基金が設けられたり、弁護士のサイトが攻撃されたりといった状況だ。この判決に疑問を投げかけているのは若者だけではない。ファイル共有をしたことのない年長者達もTPBの主張は正しいのかもしれないと言い始めている。 明らかに変化が起こり始めている。

そんな折り、他のブロガーのリンクで偶然見つけた13歳の少年のブログの主張に感心してしまった。
(もしかしたら架空の人物かもしれないという思いはあるのですが、興味のある方はGoogleの英語翻訳をリンクしておきますので、このブロガー自身についてのページAboutを読んでみてください。)

関連ブログ
Press Conference by TPB, Bambuser
スウェーデンのファイル共有論議 (3)
newmusicstrategies (Twitter @dubber)

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