アカシカ (Kronhjort)はトナカイ(Ren)より大きく、ヘラジカ(Älg)より小さいシカ科の動物で、スウェーデンでは南部のスコーネ地方などで生息/飼育されている。アカシカの冷凍薄切り肉(kronhjortskav)が一般的な食品店で手に入るので、スウェーデン産とばかり思っていたら、よくよくパッケージを見ると、ニュージーランド産だった。
このアカシカ冷凍薄切り肉を使って、肉じゃがを作ってみた。軽く解凍したお肉を、直接フライパンに入れた醤油、味醂、白ワイン(お酒の代わり)各1/2dlのつけ汁につけてしばらくおいて解く。その間に、じゃがいも2と人参1本を切って、別鍋にブイヨン半分を溶かしたお湯で柔らかく煮る。
フライパンに火を付けて肉をつけ汁とともに煮、大さじ4の砂糖と薄切りした玉ねぎを加え、落し蓋をしてさらに5分ほど煮る。別鍋で煮ておいたじゃがいもと人参、煮汁を半dl程加えて更に30分ほど落し蓋をして中火で煮込む。じゃがいもと人参を煮た別鍋の煮汁で煮たインゲン(さやえんどうの代わり)、それに余っていた木綿豆腐を煮たものも途中で加えた。
食前酒は、Spendrups社のノンアルコール アップルシードル briska。ヨーロッパキイチゴ(Hallon)と黒スグリ(svarta vinbär)の香りと味付き。
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