金曜日, 11月 23, 2007

Red Hat の創始者Bob Young へのインタビュー

スウェーデンのブログWhat´s nextが、Red Hatの創始者Bob Youngへのインタビューをポッドキャストで紹介している。現在氏はRed Hatを離れ、新しいプロジェクトlulu.comを立ち上げている。話題は、Red Hatを設立した当時のいきさつ、オープンソース・コードでいかに利益を得るか、GoogleのAndroidについての氏の見解、MicrosoftがLinuxコミュニティーをパテント侵害で提訴しないのはなぜか、イケアの創始者Ingvar Kampradへの賞賛などに及んでいる。ブログを運営している若者からのSkypeによるインタビューを、気軽に受け丁寧に質問に答えている氏の姿勢には感心する。日本の企業の創始者の何人がグログを運営している若者からのインタビューを受けてくれるだろうか。(Linuxを始めたのがフィンランドの若者であったことも関係しているかもしれない。若い世代に対する期待と育てる姿勢が感じられる。)氏は、顧客に利益をもたらすことが、結局は企業の成功につながると言っている。また、lulu.comを始めた理由として、古い世代が衣服や家具を買っていたのに対し、今の若い世代はフィルム、音楽等のデジタル・コンテンツを買い求めている。そこで将来のデジタル・コンテンツ作りに挑んだとしている。

インタビューの中で氏が作家F Scott Fitzgeraldの言葉 "the test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in the mind at the same time, and still retain the ability to function" を引用しているが、Googleの書籍検索で調べてみたら出てきた!興味のある方はこちらへ。

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