30年後の文化を予測する「未来は今」(原題 "Framtiden är nu")という本を読んでいる。スウェーデンの文化政策を考察しているSwecultでの議論を、技術、インターネット、知識、教育、都市、文化、家族、仕事、市場、芸術、メディア、映画、音楽、文学、新聞、公共サービス、著作権、政治など、各分野の専門家30名が、30年後の2040年にはどのような形になっているのかを予測し、出版社
Volanteが編集したものだ。
農業、産業社会から情報社会へ、早いテンポで社会構造が変化している今、すでに30年後の文化のあり様を示す断片が見られる。本のタイトルを「未来は今」としたのはそういうことだろう。共有化(Sharing)、個人化、多様化、といった言葉が頻繁に出てきている。各分野の"Institution"が文化のあり方を示す時代ではなくなり、ソーシャルネットワークが大事な役割を果たすようになるだろう。
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