スウェーデンの横断歩道を示す道路標識に男性(Mr.ウォークマン)は描かれているが、平等の観点から女性(Ms.ウォークマン)が描かれた道路標識も作るべきであるとして、政府が道路庁にその策定を要請したとスウェーデンテレビ
SVTが報道している。スウェーデンの平等に対する政策や活動には涙ぐましいものがある。女性の労働力が欠かせないので、働き易い環境作りを政策面で支援してきたからだろうが、とにかく徹底している。いくつか目についた記事を拾ってみる。
政策面では子育てへの父親の参加を促進するため、平等に両親休業を取得したカップルに平等ボーナスが導入される。
参考記事ビジネス紙Veckans Affärが女性管理職の割合を増やす目的で10年前からビジネス界で活躍する女性管理職を
リストし、その中でも最も影響力を持つ女性を毎年一人選んでいる。
IT業界の女性の数を増やすため、IT関連紙IDGが
特集ページを設け実力のあるIT業界や
ゲーム業界の女性を
リストしITガールを選出している。IT業界の
女性フォーラムも開催されている。
政府諮問を受けて調査報告を提出したAnnika Vänjeが女性のIT学生を4年で15%まで増やす内容の提案をしたと
インタビュー記事が伝えている。
IT関連業界で活躍する女性(例えば
Googleスウェーデン)がもっと出てくると男性も楽しいだろう。
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