日曜日, 9月 14, 2008

スウェーデンの若者層の経済事情レポート


スウェーデンの政府機関であるUngdomsstyrelsen(The Swedish National Board for Youth Affairs)は、若者層を対象にした国や地方自治体の若者政策について情報を提供している。"Ung idag 2008"は、5分野(1.教育と学習 2.健康と脆弱性 3.影響力と代表 4.仕事と供給 5.文化と余暇)の若者層の生活条件を、16の関連機関からの情報を元にまとめたレポートで、若者層の経済状態が2000年代に悪化していることを報告している。20~29歳の21%が低所得者層(標準所得の60%を下回る所得者層)で、18~29歳の若者層が生活保護受給者の40%を占めており、特に子持ちの単身者の63%が低所得者層になっているとしている。また19~25歳の報告されている債務者の平均債務は19500クローネで、若者層の厳しい生活事情の一端がうかがえる。

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