スウェーデンの人口が前年比0.90%(84000人)増え、9,331,523人になったとスウェーデンの統計局が2009年12月に発表している。過去において、これほど大きい人口増加があったのは1946年のみだという。
上のグラフのオレンジ線が示すように、出生率が前年比2%増えたことや、下のグラフが示すように、スウェーデンから外国へ移住する人口より、移民としてスウェーデンへ入って来る人口が増えたことなどが主な理由として挙げられている。帰国したスウェーデン人のほか、イラクやソマリアからの移民を含めた10万2千人が2009年に移住し、全人口の約14%が外国出身者であると。
1919年頃に死亡者数が急に上がっているのはスペイン風邪、1800年代後半から1900年代初めにかけて、多くのスウェーデン人たちがアメリカへ移住したが、その後移民の受入国になったスウェーデンの人口推移がよくわかる。
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統計局ニュースリリース
ストックホルムニュース
What stops population growth? from Gapminder Foundation on Vimeo.
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