木曜日, 7月 05, 2012

庭の厄介者、ナメクジとマダニ


日課にしている散歩やサイクリングの途中、美しく刈り込まれた家々の庭の芝生や植え込みの花などを眺めるのは楽しい。ところが今年は雨が多いせいか、庭や森の中で長いものだと10センチ以上ある巨大なナメクジをたくさん見かける。スウェーデン語では Spansk Skogssnigel (スペインの森のナメクジの意 英語ではSpanish slug)という名前だが、殺人ナメクジ (mördarsniglar) という通称がある。あまり見かけも良くない上、花などを食べてしまうので、厄介者扱いされている。

私は箸でつまんで、アルコールを入れた空き瓶にほり込んでいる。スウェーデン人にどう処理しているのか聞いてみると、プラスティクの袋に入れ冷凍してからゴミに出すとか、ハサミで真っ二つに切るとか、いろいろ勇ましい答えが返ってくる。

もうひとつ、夏に自然の中で過ごすときに気を付けなければならないのが、マダニだ。(スウェーデン語では Fästingar 英語では Tick) 鹿や野鳥などを介して、犬や猫ばかりでなく人間も刺され、気付かないで放置しておくとボレリア感染してやっかいなことになる。自然の中で過ごした後は体中をチェックして、異常に痒みを感じたり、風邪にしては長引いて調子が悪いと感じることがあれば要注意。刺されて吸血しているマダニを見つけたら、専用のピンセットや指でマダニの頭を後に残さないよう引っこ抜くことが大事だ。

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