スウェーデン全国の図書館が会員になっている協会 (Svensk biblioteksförening)や作家、図書館司書の協会等が、国に8つの未来の図書館政策を提案する
Library Loversキャンペーンを展開している。子供達の読書量が減っていることや、司書が配置された学校図書館が少ない、新しい技術の導入が必要だが資金がない、図書館の活動を見る統計資料がないなど、コミューン運営の図書館の危機感からか、他の北欧諸国と比べてスウェーデンに欠けている国家的な図書館政策を要求する、2010年の次回選挙までの大キャンペーンのようだ。8つの提案の要旨は下記の通り。
1.国家的な戦略、図書館の主な役割の定義付けや図書館法の評価
2.目標設定、図書館活動の追跡調査と評価
3.子どもと青少年の読書促進への取り組み
4.図書館サービスへのアクセスの改善
5.デジタル・サービスのための強力なインフラ
6.図書館分野の集中的な研究と質の向上
7.公的資金による研究結果の自由な入手
8.国家的図書館組織の設置
ホームページに北欧各国との比較レポートが載っている。
これまでの図書館関連のブログ
スウェーデンの図書館の活動
(1) (2)
0 件のコメント:
コメントを投稿