火曜日, 10月 17, 2006

賞を与え上手なスウェーデン

スウェーデンは賞を授与するのが好きな国である。ノーベル賞は言うまでもなく、国内の産業団体や新聞、雑誌等が主宰する各種の賞が設けられている。デザイン部門では、「デザインS賞」、文学部門では「アウグスト賞」、ファッション部門では「ゴールデンボタン賞」、IT産業では「ゴールデンマウス賞」、広告産業の「ゴールデン・エッグ賞」、ゲームの「ゴールデン・ピクセル賞」など沢山あるが、10月26日には、モバイル雑誌が主宰する「ゴールデンモバイル賞」が発表される。授与対象が18部門設けられている中で、新しいモバイル関連企業に授与されるNewComer賞にノミネートされている企業の一覧が面白い。スウェーデンのモバイル動向を探る目当てにもなるし、ノミネートされる新興企業にとっても、将来の発展への励みになるだろう。

ノミネートされているのは、モバイルマーケティングのMobiento, モバイルゲームのGlobalFun, スカイプに似たIP電話サービスのWoize, モバイルアプリケーションのSofthouse、広告のマークをカメラ携帯で写すと情報が発信されるShotCodeを開発したOP3、ウェブTVのオペレーターKamera、3GサービスのIronroad、ウェブメイルのPlus46などである。これらの企業がこれからどう展開してゆくのか観察するのも面白い。

後日記:  新企業賞には、3GサービスのIronroadが選ばれた。

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