水曜日, 7月 30, 2014

スウェーデンのゲストハーバー


スウェーデンのゲストハーバー


多くのゲストハーバーに hamnkrog と呼ばれるハーバーレストランがある。



船の停泊チケットの自動販売機。


ヨットやクルーザーの停泊料金
9メートル以下のボートで1泊150クローネから。


基本的なゲストハーバー施設としては、トイレ、シャワー、給油、給水施設、
ごみや汚水処理施設、電源、カフェやレストラン、Wifi、その他キャンピングカー用の専用駐車場 (スウェーデン語で ställplats 英語ではRV Park) 、洗濯機や調理設備のあるところもある。



古くから避暑地として親しまれてきた Mölle 港の屋外展示で見かけた
嘗てのニシンの漁獲量グラフと当時の写真。今は観光産業が中心。





海に面したキャンピングカー専用の宿泊駐車場




海岸沿いに整備されたサイクリングコースを利用して周辺の港町を訪れてみた。


 日本の道の駅にキャンピングカーで宿泊できる専用駐車場が整備されているというニュースを読んだことがあるが、スウェーデンでも ställplats と呼ばれるキャンピングカー専用の宿泊場所が全国に400ヵ所近くある。(Allt om Husvagn & Camping がその一部掲載)

先週旅した南スウェーデン、スコーネ(デンマークを目の前にしたKulla半島)で海に面した ställplats の一つに偶然行き当った。30度を超える猛暑が続いていたこともあり、快い潮風に誘われ結局そこで一週間近く滞在し、周辺の港町をサイクリングで廻ってきた。

港町のゲストハーバーには、国内各地はもとより、近隣のデンマークやドイツ、フランス、英国、オランダなどから訪れているヨットやクルーザーが数多く停泊していた。Gästhamnsguiden (モバイルアプリもある)によるとスウェーデン全国には、465箇所のゲストハーバーがある。

日本のゲストハーバーに国内各地や近隣諸国からヨットやクルーザーで気軽に寄港できるようになるのに後どれくらいかかるだろうかと考えていた。2020年の東京オリンピックを目標にした、東京湾や東北の港の震災復興プロジェクトの一つとしては考えられないだろうか。

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