月曜日, 2月 23, 2009

スウェーデンのファイル共有論議(3)

2月16日から、ストックホルム地方裁判所でスウェーデンのファイル共有サイト、The Pirate Bayに関する審理が始まった。メディアや、ブログ、Twitter (#spectrial)などに、さまざまなコメントが寄せられているが、今日2月23日付けのDN紙のOpinion欄には、ルンド大學の法社会学の研究者達が行なった調査とそれに基づく意見記事が載せられている。調査は、15歳~25歳までの若者1100人から得られた回答を基に初めて行なわれたもので、

-その75%は、共有したファイルが著作権法により保護されている事実を、ファイル共有行為を止める理由としてみていない。
-約同数の若者たちが、法律を厳しくしても、ファイル共有を止めるつもりはない。
-アナログ世代とデジタル世代間にファイル共有に対する見方の違いがある。
-古い技術に基づく法が新技術世代に適用されていることの問題
などが指摘されている。

関連リンク
スウェーデンのファイル共有論議(1)(2)
DN紙の意見記事のGoogle英語翻訳 (日本語訳は分かり難いため英語訳にリンクしました。)

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