木曜日, 2月 25, 2010

音に関わるビジネス

喋るVocaloidoのニュースを目にした時、スウェーデンで百年以上にわたって音に関わる様々なビジネスを展開してきたIrisグループの活動を思った。1800年代後半の労働者運動に端を発した、聴覚障害者によるブラシ製作活動から始まり、新聞、雑誌などの音声サービス、カセット本、オーディオ本 (CD, MP3/Daisy)、デジタル本制作、音声図書館、補助器具販売、教育訓練サービス、ハンディクラフト・ショップ暗闇レストランの運営など、今では関連7社を傘下にもつグループ企業になっている。

2009年には良質のオーディオ本に授与されるIrisオーディオブック賞が創設され、2008年のアウグスト賞受賞作を作者のPer Olov Enquist自身が読んだ"Ett Annat Liv"が最初の受賞作に選ばれている。

いつか初音ミクが児童童話や文学作品を読んでくれれば楽しいだろう。

関連リンク
スウェーデンの電子書籍を図書館で借りてみた
スウェーデンの図書館の音楽ダウンロードサービス
音声自動合成システムAcapela
SoundCloud
ReadSpeaker
What is Hatsune Miku?
The relation between Hatsune Miku and Finnish "Loituma"

水曜日, 2月 24, 2010

ネット上のアンケートによる北欧市場調査


まだ発売されていないiPadの使い方について、人々がどのような期待を持っているかについて、ネット上でアンケートに答えてもらった結果を公表していたブログが目に付いた。期待度の大きい順から、インターネットを見る、映画を見る、本を読むなどの答えが並んでいる。興味を持ったのは、そのソースを提供しているSnabbaSvar.se (@SnabbaSvar) というCint AB社のアンケート調査サービスの方だ。

Twitterでも似たようなサービスがあるが、こちらはスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの北欧市場に特化したもので、1000人の回答者からの調査結果を、性別、年齢別にも分類して、3日後、あるいは一週間後に要望に応じて調査結果を出してくれるという有料サービスだ。

関連リンク
オンライン意見投票の結果をグラフで示すvoter.seが面白い

月曜日, 2月 08, 2010

ロイヤル・ウェディング

2010年6月19日ストックホルム旧市街にあるStorkyrkanで、スウェーデンのビクトリア皇太子と婚約者Daniel Westling氏の結婚式が予定されている。ストックホルム市は "Love Stockholm 2010" と銘打って建国記念日の6月6日からご成婚までの2週間にわたり、様々な文化イベントを計画している。メディアもSVTがご結婚までのエピソード番組を放送したり、人気ブロガーをスカウトして特別ブログをオープンする熱の入れようだ。STVが生中継をするほか、YouTubeでも女性誌チャンネルなどが婚約会見の模様をアップしている。


王室御用達の公式ご成婚シリーズ (The Official Wedding Series) として、テーブルウェアグラスチョコレートケーキカップ、写真カフスリネンなどの記念品を製作する17社が承認発表されている。

月曜日, 1月 25, 2010

Guldbaggen:スウェーデン映画のオスカー

Guldbaggen (黄金のカブトムシ)は、スウェーデン映画のオスカーとも言える映画賞トロフィーだが、ノミネートされている作品から今夜(1月25日)受賞作が発表される。インターネットTVサイトはこちら。



映画といえば、スウェーデンでも公開されてる「Hachiko」、古くはアバのミュージックビデオや「My Life as a dog」などを監督したLasse Hallströmが、米国から帰国すると報道されている。今年はスウェーデンから新しい監督作品を期待しよう。

関連リンク
YouTube スウェーデン映画 Playlist
Biopublikens Pris (観客賞サイト)

木曜日, 1月 21, 2010

スウェーデンのソーシャルネットワーク (3)

スウェーデンの若者達を中心にしたソーシャルネットワークの一つであったPlayaheadが、3月で閉鎖されると報道されている。2007年にMTGに買収された当時は週53万の訪問数があったが、先週は約6万5千に減っており、Facebook, Twitterなどへの移動が影響したと。一時代の終わりを感じさせる。

関連記事
スウェーデンのソーシャルネットワーク (1)(2)

火曜日, 1月 19, 2010

スウェーデンのテキスタイル・デザインの歴史

TV2でスウェーデンのテキスタイル・デザインの歴史を紹介した番組 (Tyget) が先週放送された。画家Carl Larsson の妻Karin Larsson から始まり、Elsa Gullberg, Astrid Sampe, Edna Martin, Viola Gråsten など、代表的なテキスタイル・デザイナーの作品や彼らが活躍した時代背景などを織り交ぜた興味深い番組だった。インターネットTVサイト (SVTPlay) で2月14日まで録画が見られる。

関連リンク
Klässbols
jobs
Ljungbergs
Tiogruppen (2015年にIKEAが買収)
Interior Center (Japan)

土曜日, 1月 09, 2010

冬の一日



低気温が続いているスウェーデン。ストックホルムの今日の気温はマイナス16度、でもきれいに晴れ上がってたくさんの人々が冬の一日を楽しんでいる。子供たちが、ソリで坂を滑り降りている。


近くの湖では、毎年一周十四キロの天然のスケートリンクができる。人によるが私の場合歩いて一周すれば約三時間。歩くスキーで廻れば二時間、スケートなら一時間半ぐらいで一周できる。

湖岸の豪邸を湖上から見られるのも冬ならでは。
スケートに用意するのは、ひざ当てと靴と長い長距離用スケート。それに氷が割れて湖に落ちるようなことがあった場合、氷につき立てて這い上がるための非常用防具。首にさげて身に着けておく。ワンちゃんも楽しそう。
Posted by Picasa

火曜日, 1月 05, 2010

スウェーデンの人口増加

スウェーデンの人口が前年比0.90%(84000人)増え、9,331,523人になったとスウェーデンの統計局が2009年12月に発表している。過去において、これほど大きい人口増加があったのは1946年のみだという。


上のグラフのオレンジ線が示すように、出生率が前年比2%増えたことや、下のグラフが示すように、スウェーデンから外国へ移住する人口より、移民としてスウェーデンへ入って来る人口が増えたことなどが主な理由として挙げられている。帰国したスウェーデン人のほか、イラクやソマリアからの移民を含めた10万2千人が2009年に移住し、全人口の約14%が外国出身者であると。

1919年頃に死亡者数が急に上がっているのはスペイン風邪、1800年代後半から1900年代初めにかけて、多くのスウェーデン人たちがアメリカへ移住したが、その後移民の受入国になったスウェーデンの人口推移がよくわかる。

関連リンク
統計局ニュースリリース
ストックホルムニュース


What stops population growth? from Gapminder Foundation on Vimeo.

水曜日, 12月 30, 2009