水曜日, 3月 06, 2013

スウェーデン北部鉱山の町Kiruna 町ごと引越し計画


中国などへの輸出需要の増大で、国営の採掘会社LKABによる地下での鉱石採掘が進んでいるスウェーデン北部の町キルナ (Kiruna) では、陥没によって住宅や庁舎などへの被害が予想されるため、2007年に町ごと引っ越すことが決められた。

キルナ・コミューン(地方自治体)は新しい町のデザイン・コンペティションで町中心部の設計案を募り、世界から56チームが応募し、ファイナリストとして選ばれた10チームの中から "Kiruna 4-ever" と題する案が採用された。空港と町の中心部をロープウェーでつなぐ。2030年完成予定。

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毎年ストックホルム市民が選ぶ町の建築


月曜日, 3月 04, 2013

カフェ・ブレッドのベーキング・コースを受けてみた


昨日の日曜日、ストックホルムで、カフェブレッドのベーキングコースを受けてきた。朝10時から16時半まで、持参したサンドイッチを10分ほどで食べた以外はほとんど立ちっぱなしで6種類のカフェブレッドをプロの先生の指導のもと焼き上げた。疲れたけれど、とても勉強になって楽しかった。

クラスは13歳ぐらいの男の子から、幅広い年令の男女合わせて11人。全員がてきぱきと仕事を見つけて動きまわり、7時間あまりで500個近いカフェブレッドを大きなキチンに備えられている10台ぐらいのオーブンで焼き上げた。帰りにはそれらのブレッドをおみやげとして持ち帰り、家族にもふるまうことができた。やっぱり焼きたては美味しい!














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土曜日, 2月 23, 2013

在宅勤務の勧め


インターネットが普及し始めた90年代、これからは都市でも地方でもインターネットがあれば働く場所を選ばない時代が来ると言われていた。でもその後に起こったことは都市への益々の人口移動だった。ストックホルムの人口は増え続けており、学生たちはまず住む場所を見つけないと首都での勉強をあきらめざるをえないという状況らしい。

市内に入る車に交通税をかけたり、新しい地下鉄や道路など公共交通網の整備計画は発表されているが、車で通勤する人はまだまだ多く、雪で閉ざされる冬場の列車やバスの遅れは頻繁に起こる。

そんなことまでして職場に行かなければ仕事はできないのだろうか、と考えるのはわたしだけではないようで、例えばスウェーデンのマイクロソフト社が去年から在宅勤務の日 (Jobba hemma-dagen) を設けている。昨年は50社だったが、今年はその主旨に賛同した137社が参加し、2月6日に一斉に在宅勤務が行なわれた。(他の国でも行なわれているのかどうかは知らない。)

幸福度の高さには通勤時間の短さも関係しているというレポートがある。スウェーデンの住宅環境や労働環境は悪くないし合理的な考えを普及しやすい一歩先を行くスウェーデンで始めなくてどこで始められるかという期待も含めて、マイクロソフトのイニシアティヴにこれからも注目してゆきたい。

関連リンク
Jobba hemma-dagen Facebook ページ
SvD紙の記事


金曜日, 2月 15, 2013

姑のアップルパイ


日本ではケーキやパイなど焼いたこともなかった。近くのケーキ屋さんへ行けば美味しそうなケーキが簡単に買えたし、第一ケーキが焼けるようなオーブンは我が家の台所にはなかった。(スウェーデンの住宅やアパートにはオーブンレンジ、食器洗器、冷蔵庫は大概付いている。)

スウェーデンでは自宅に家族や友人が訪ねて来ると、まずはコーヒータイム。ちょっとしたクッキーやケーキなどのスイーツと一緒にスウェーデン流に言えばフィーカ (fika) することになるので、私もおもてなしの必要からケーキやパイを焼くという楽しみを学んだ。

それに義理の母(2004年没)が雑誌や新聞などのレシピの切り抜きを貼りつけた3冊のレシピ・ノートを残してくれた。今日はそのノートブックからアップルパイを焼いてみた。


基本材料はパイ生地用に、小麦粉 3dl 、バター100g、砂糖大さじ2、水大さじ4、
フィリングとして、Mandelmassa 100g (アーモンドペースト)、すっぱい小さめのりんご3-4個、砂糖 1dl、バター 100g、卵 2個。
.

バターを溶かし小麦粉と砂糖を混ぜ、こねて作ったパイ生地(2枚のラップにはさんで平にしておく)を冷蔵庫でしばらく冷やしている間にりんごの皮を剥いてスライスする。


直径24センチぐらいのフォームにパイ生地をスプーンの裏を使って伸ばして敷く。パイ生地はトップの飾り用に少しとっておく。その上にMandelmassa (プラスティックにパックされたアーモンドペーストのかたまりが既成品としてこちらでは販売されている) をスライスする。


別に溶かしたバターと砂糖をよく混ぜ、スライスしたりんごを加える。卵白をホイップしたものを加え軽く混ぜて(混ぜ過ぎない)、先ほどmandelmassa をスライスして敷いたパイ底の上に広げる。



最後に取っておいたパイ生地でトップを飾り、溶き卵をはけでパイ生地の表面
に塗り、225度で30分焼く。


今日使った道具。全部イケアで手に入ります。1dl (100 ml) のメジャーカップが便利。赤いのはmatsked (msk) としてこちらのレシピによく出てくるが、大さじ1(よりやや多め)ぐらいの分量。


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火曜日, 2月 12, 2013

スウェーデンのノーベル賞作家作品を翻訳して朗読してみた


スウェーデンのノーベル賞作家セルマ・ラーゲルレーヴ (Selma Lagerlöf 1858-1940) の著作権切れパブリックドメイン作品 "Löwensköldska ringen" を「レーヴェンシェルド将軍の指輪」として訳したのは2008年だった。その後今日まで手を付けずにお蔵入りになっていた。最近はアマゾンをはじめ多くのSelf Publishing サービスが出ているが校正も必要だし、どうしようかと思っている間に5年近く経過してしまった。

こんな地味な作品を読んでくれる人も多くはないだろうから、自分用のメモとしてネット上に残しておき、試みとしてその第1章を朗読したものをSoundCloudにアップロードしてみることにした。


「レーヴェンシェルド将軍の指輪」内容

スウェーデン国王カール十二世の時代、一兵士として国王に奉仕した農夫が、その忠誠心により国王から黄金の指輪を授与される。農夫は同時にレーヴェンシェルド将軍という名と農園を手に入れるが、その死後、埋葬された墓から指輪が盗まれる。

その指輪を手にしたものたちには、次から次へと不幸が訪れ、後世の家族にも因果な影響を与えてゆく。

指輪を捜し求めて出現する将軍の幽霊話、盗みの罪をきせられて処刑される若者と娘との愛情物語、犯人や指輪の在り処を探るミステリー小説の要素もあり、最後のどんでん返しまで、読み手をあきさせない面白いストーリー展開。

オリジナルの各章には題名はついていないが内容をまとめてみた。

第一章 時代背景
第二章 将軍の墓での出来事 (ここからが面白くなる)
第三章 カール12世国王
第四章 指輪を盗んだ農夫家族
第五章 牧師と将軍の息子
第六章 盗人捜索
第七章 裁判と処刑
第八章 30年後
第九章 数年後、レーヴェンシェルド家のメイド
第十章 将軍の幽霊
第十一章レーベンシェルド家の青年とメイド


関連リンク
SoundCloud (2008)



金曜日, 1月 18, 2013

ノルウェーのソグネフィヨルドに架ける橋構想


 

ノルウェーの海岸線を走る国道E39は、またがるフィヨルドをフェリーでつないで貫通している。国はフェリーフリーE39というプロジェクトを立ち上げ、フェリーの代わりに吊り橋や浮き橋など様々な橋の構想を練っている。

 関連リンク
ノルウェーのテレマルク運河から船上ライブ
ノルウェーの沿岸急行船ライブ

日曜日, 1月 13, 2013

国民の "Good Life" を目指す政策


ボルボが中国企業に買収される前のテレビ・コマーシャルが好きだった。仕事を終えたらしい若者が自分の背丈より長くて大きいサーフボードを持ってエレベーターに乗り込む。バックグランド・ミュージックにフランク・シナトラが歌う "The Good Life" が流れている。そして、スウェーデンのライフスタイルを象徴していた安全でスタイリッシュなボルボが疾走する。

"It´s the good life, full of fun, seems to be the ideal"  歌詞はこちら。
(こういう時Spotify が日本でも共有できるといいのだが。。。)

ボルボもサーブも今はスウェーデンを代表する企業ではなくなった。若者の失業率は相変わらず高く、欧州の債務危機がじわじわとスウェーデン経済にも影響を与えてきている。

そんな折、政府の諮問委員会であるFramtids Kommissionen(@framtidskomm 未来委員会の意)が「社会の福祉と生活の質を測る新しい尺度」と題したレポート(スウェーデン語だがサイトでダウンロードできる)を発表した。2020~2050年に向けたスウェーデンの未来の福祉政策のあり方を探る調査レポートだ。

人々の幸福度をこれまで主に測ってきたのは、GDPによる経済的尺度や客観的な社会的尺度だったが、国連やOECD、フランスで行なわれた国際調査や国内のアンケート調査による各種レポートを比較しながら、個人の幸福度を測るには、例えばウェブサイトや携帯、スマートフォン、アプリなどを利用した情報収集によって、もっと主観的な尺度が取り入れられるべきだと提言している。

日本でも経済的尺度に偏らず国民のいわば "Good Life" を目指す政策提言が行なわれることを期待している。

関連リンク
スウェーデンの余暇事情(2004)
スウェーデンのパッシブハウスを見てきた
ガレージは男たちの城
スウェーデンの典型的スヴェンソン・ファミリー像
世界最大の個人主義者達
スウェーデンの若者層の経済事情レポート (2008)

追記 コマーシャル・フィルムを探してみたのですが見つからないので、もしかしたら記憶違いでボルボではなかったかもしれません。ただシナトラのバックグラウンドミュージックとエレベーターのシーンが強く印象に残っています。ご存知の方がおられましたらご連絡いただければ幸いです。


水曜日, 12月 19, 2012

簡単なクリスマス・キャンドルを作ってみた




簡単なクリスマス・キャンドルを作ってみた。ベースは古くなって使えなくなった洗濯機のドア。森を散歩している途中で見つけた、強風で折れて落ちた松の枝と、旅先の各地で拾ってきた石を周りに置いただけの簡単なもの。真ん中に直径8センチほどの太めのキャンドルを立てれば出来上がり。クリスマスの雰囲気になりました。

関連リンク
クリスマス・クッションを作ってみた
クリスマスの準備

月曜日, 12月 10, 2012

旅先のインターネット

ニース空港にてNexus 7 32GB で無料Wifiを試す。

気温16度快晴。海で泳いでいる人達も見かけたニースの海岸を高台から。


マイナス10度前後の気温が続いているストックホルム、雪が降り積もってしまえばむしろ明るくなるこの時期のストックホルムだが、午後3時には暗くなり、とにかく太陽が恋しくなる。というわけで、気分転換に気温は低めでも太陽が照っている地中海沿いのニース、カンヌ、モナコなどオフシーズンのコートダジュールへ短い旅をしてきた。

暖かい気候を求めてこの地域に仕事や生活の場を求める北欧人は多く、例えばスウェーデン・リビエラクラブには、イタリヤのサンレモから仏モンペリエに至る海岸線を拠点にしている4人に一人のスウェーデン人2800人が会員になっているとウェブページに記されている。

この小旅行はクリスマス・プレゼントに前倒しでもらった32GBのNexus 7 を試してみるのにちょうどいい機会だった。(スウェーデンではメーカーのAsusが販売している。)出発点のストックホルム・アーランダ空港では無料Wifiが3時間使える他、乗り換えに利用したアムステルダムの空港でもニースの空港でも無料Wifiは30分の制限はあるものの問題なく接続できた。Google Reader やGMail、 Google Books、Twitter、Google Currentsアプリなどで時間待ちの読み物に困ることはなかった。帰途のシャルルドゴール空港では無料Wifi15分のサインが空港内のあちこちに出ていたので試してみたが結局接続できなかった。

ニースのホテル滞在中も無料Wifiが利用できた。ホテル内の案内に下記のように記されていた。

1. Display the wireless connection available to be connected to the network.
    Nexus7 ではSettings アプリをクリックすると周辺のWifi コネクションがリストになって出てくる。
2. Open your browser to be able to authenticate.
3. Choose your language.
4. Enter the code provided by the Desk. (Hotelのフロントでもらえる。)
5. Click-on "Read the conditions of use"
6. Check the box (□) to accept the terms of use (to able to connect)
    カッコ内にチェックマークを入れる。
7. Click the icone "Internet Access" or "Connect".

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