日曜日, 3月 15, 2009

Local Airline Routes スウェーデンの地域航空路





2009年3月13~15日までストックホルム見本市会場で開催されたアウトドア、アドヴェンチャー旅行関連の見本市Wilderness Fairに出かけ、たくさん組まれている講演プログラムの中から、ニュージーランドをシーカヤックで旅した女性(Kayak New Zealand by Babs)や写真家/冒険家(Fredrik Sträng)らの話を聞いてきた。 どの話も写真を豊富に見せて、大変面白い内容だった。

会場は、例年より狭くなっていたが、土曜日だったせいか多くの来場者で賑わっていた。 上の航空路写真は、子供達用のミニサイクリング・コースを設定して、家族向けのサイクリング・ツアーをプロモートしていた、ゴトランド島(Gotland)の展示ブースでみかけたgotlandflyg.seのものだ。 ゴトランド島は、人気のある夏のリゾート島で、これまではフェリーや国内航空路が限られていたが、最近は国外からの直行便も季節限定で設置されるようになった。

スウェーデン国内ではこの他、blekingeflyg.se, flysmaland.com, kalmarflyg.se, sundsvallsflyg.se, kullaflyg.se, flyjamtland.com など、地域の自治体や産業界等と協力して、地域の市民の航空路を独自に設定しているところがいくつかある。 パイロットや客室乗務員などは持っていないので、航空会社ではないが、これらの路線の運航をまとめて管理している別会社があり、地域市民の需要に応じてチャーター等による航空路線の運営を行なっている。 例えば、冬に地域毎に設けられている子供達のスポーツ休暇期間中などには、地元から国内スキーリゾートへの直行便が設定されている。

関連リンク
スウェーデン発着航空路線情報

金曜日, 3月 06, 2009

自作の音楽、ビデオ、ゲームなどを自分のブログやSNS/HPで売る


スウェーデンのDimestによるデジタルショップ・システムで、自作の音楽、フィルム、ビデオ、ゲーム、写真、本などのデジタル・メディアを、直接自分のホームページやブログ、或いはFacebook,MySpaceなどのSNSのページにはりつけて、販売することができるようになる。

このシステムをすでにABBAサイトが利用しており、例えばアバファンが自分のブログ等にはりつけて、ABBAのミュージックをプロモート販売出来るようにもなっている。(今のところスウェーデン国内だけ)

関連ブログ
スウェーデン発オンライン出版、販売サイト
スウェーデンの手つくり作品販売サイト
SoundCloud
スウェーデン発写真を売り買いできるサイト

月曜日, 2月 23, 2009

スウェーデンのファイル共有論議(3)

2月16日から、ストックホルム地方裁判所でスウェーデンのファイル共有サイト、The Pirate Bayに関する審理が始まった。メディアや、ブログ、Twitter (#spectrial)などに、さまざまなコメントが寄せられているが、今日2月23日付けのDN紙のOpinion欄には、ルンド大學の法社会学の研究者達が行なった調査とそれに基づく意見記事が載せられている。調査は、15歳~25歳までの若者1100人から得られた回答を基に初めて行なわれたもので、

-その75%は、共有したファイルが著作権法により保護されている事実を、ファイル共有行為を止める理由としてみていない。
-約同数の若者たちが、法律を厳しくしても、ファイル共有を止めるつもりはない。
-アナログ世代とデジタル世代間にファイル共有に対する見方の違いがある。
-古い技術に基づく法が新技術世代に適用されていることの問題
などが指摘されている。

関連リンク
スウェーデンのファイル共有論議(1)(2)
DN紙の意見記事のGoogle英語翻訳 (日本語訳は分かり難いため英語訳にリンクしました。)

木曜日, 2月 05, 2009

音声自動合成システム Acapela


ベルギー、フランス、スウェーデンにオフィスを置くAcapela-groupの音声合成システムが面白いのでご紹介。
例えば、金魚に喋らせたい文句を選択した言語でタイプすると、音声にして返してくれる。 東京をベースにしている言語学習システムのiKnow!でも利用されているようだ。

iPhoneアプリもある。

火曜日, 2月 03, 2009

スウェーデン・ブログ大賞

スウェーデンのAftonbladet紙による初のブログ大賞が、2月2日読者投票によって選ばれ授与された。7つのカテゴリー別で受賞したブログのリストは下記の通り。

名誉大賞 Mikael Nilsson & Anna Petersson, stoppaFRAlagen.nu (盗聴を可能にするFRA法反対ブログ)

ファッション、モード   Style by Kling

娯楽文化          Bokhora (読書ブログ)

スポーツ、余暇      Marcus Birro

ライフスタイル       Husmusen

テクノロジー製品     Moderskeppet

日常生活         Tonårsmorsa (10代の母親)

政治、社会        opassande

関連ブログ
スウェーデンのブログ
ブログ検索Twinglyの分析リポート

火曜日, 1月 27, 2009

スウェーデン24時間ビジネス・キャンプ

2009年1月21日から3日間、ストックホルムにある日本風スパ、ヤスラギで、スウェーデンのインターネット起業家達約100人が集まり、24時間でビジネス・アイデアをプログラムにする24hourbusinesscampが初めて開催された。仕掛け人は、カフェマップすしマップなど、地図による紹介サービスを手がけたTed Valentin。

イベントの経過が各種メディアやブログ、Twitter(#24hbc)でも報告されていたので、それらをフォローしていたら、いくつか面白いプログラムがでてきた。不況で暗いニュースが多い中、ちょっと明るい話題を提供してくれたイベントだった。

木曜日, 1月 15, 2009

Ningの北欧関連コミュ二ティー



フィンランドのKuopio大學とスウェーデンのカロリンスカ研究所らが、コーヒーやお茶がアルツハイマー予防になるという研究結果を発表したというニュースに興味を持ち、そのニュースをネットで探している時偶然見つけたのだが、ソーシャルネットワークのNingに、Helsinki Timesという、小さなコミュ二ティーがある。メンバーは40人ほどだが、ニュースが英語で紹介されているのでなにかと重宝しそうだ。

他にもNingには、スウェーデンのStartupのコミュ二ティーなどがある。国名を入れて検索してみてはどうだろうか。

日曜日, 12月 21, 2008

危機の度に平等改革をすすめたスウェーデン

DN紙の日曜版に「危機は我々をさらに平等にできる」と題する興味深い記事が載っていたのでご紹介。
アメリカの論客Susan Faludiによると、9月11日以降にアメリカで起こったことは、危機に際して女性を守ってくれるジョン・ウェインのような逞しい男の存在を集団希求し、平等が後退したのだそうだが、スウェーデンはこれとは全く逆に、危機の度に平等改革が行われてきたという。30年代の恐慌時には、Alva Myrdalが母親と子どもの育児環境の改革を促進し、オイルショックの70年代には保育施設の拡大が行なわれたと。スウェーデンの平等性が危機を乗り越えられるポイントとして次の3点が挙げられている。

1. 男性の失業者の増加が、多くの場合さらに平等な家族形成に結びつく。
2. 歴史的にみてスウェーデンの平等性は、経済的危機の時代に推進されてきた。
3. スウェーデンは強い女性と強い国家の伝統があり、それが危機時の平等性の後退リスクを減らしている。

木曜日, 12月 18, 2008

スウェーデン南部のITメディアネットワーク


12月17日スウェーデン南部の新しいITメディア・ネットワーク、MMSS(Moving Media Southern Sweden) が発足した。スコーネとブレーキンゲ地方の携帯、フィルム、ゲーム、ITメディア関連企業4000社以上、43ネットワークが会員になっており、地域産業、経済会、自治体を取り込んだ新しいメディア・ネットワークだ。

新しいITメディア媒体で活躍する精鋭達のインタビューをPodcastで配信しているブログWhat’s Nextが、発足会場から、ストリーミング・ビデオ・サービスのBambuserを利用して、ライブビデオ・ログを流している。

グローバルなネットワークは広がりつつあるが、足元の地域ネットワークのこんなつながりも頼もしい。
スコーネと言えば、一昨日スウェーデンでは珍しい地震があった。インドのムバイのテロ事件の時と同様、そのニュースがいち早く伝わったのがJaiku,Twitter等のミクロブログであったと、同じくWhat’s Next が伝えている。日本で大きな地震があったときも、これらの新メディアが活躍する事になるのだろう。